「レゲエ」ってどんな音楽?
秋田県とほぼ同じ面積のカリブ諸島の小島ジャマイカ発祥の音楽「レゲエ」。
ジャマイカの人口は約300万人。コーヒー好きにはブルーマウンテンが有名です。
「ボブ・マーリーは知っているけど、レゲエの事はよくわからない…」という方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、今回はレゲエミュージックとレゲエレコードの特徴について、簡単に説明してみたいと思います!
レゲエとは
60年代後半にジャマイカで生まれたポピュラーミュージックで、ボブ・マーリー(Bob Marley)によって世界中に広められました。
以降レゲエは形を変えながら、ジャマイカはもちろん世界中で今も愛されている音楽です。
また、古くからジャマイカを植民地としていたイギリスはジャマイカ移民が多く、イギリス独自のレゲエである「スキンヘッド・レゲエ(Skinhead Reggae)」や「ラバーズ・ロック(Lovers Rock)」、「ニュールーツ(New Roots)」といったジャンルが誕生しました。
日本においては、70年代後半にイギリスやアメリカから沢山のレゲエのレコードが輸入され販売されるようになりました。
90年代になるとレゲエ専門のレコード・CDショップも増え、それまでなかなか手に入らなかった「ジャマイカ盤」も比較的容易に買えるようになり、ついにはレゲエ大国と呼ばれるほどに盛り上がりを見せていきました。
ジャマイカ音楽の変遷
ジャマイカの音楽の変遷をおおまかに分けると下記のようになります。
- 60年代初頭~ スカ (Ska)
- 66年~ ロックステディー (Rocksteady)
- 68年~ レゲエ (Reggae) /ルーツレゲエ (Roots Reggae) /ダブ (Dub)
- 80年~ ダンスホール (Dancehall)
それぞれのジャンルについての詳細は、今後あらためて個別に記事にしようと思います。
表情豊かな「ジャマイカ盤」
レゲエのレコードの特徴としてまず挙げられるのは「ジャマイカ盤」です。
その名の通りジャマイカで作られたレコードの事ですが、アメリカやイギリス等の先進国のレコードとは違い、ジャケットも盤も手作り感満載なのです!
「レコードは歪んでセンターがズレている」「ノイズが酷い」「新品なのに針飛びする」「クレジットが間違っている」「再生紙を使ったジャケットがある」
などなど…先進国プレスでは到底考えられない状態物が存在します。
一方で、
- 音が太い
- プレリリース(ブランク)盤が多く出回っている
- テイク違いがある
- シルクスクリーン(手刷り)ジャケットがある
- 7インチのリリース量が多い
等、ジャマイカ盤はコレクター心を刺激するような魅力的なレコードでもあります。
あなたが持っているのはどんなレコード?
以上のように、レゲエのレコードは一筋縄でないかない物が多く、レコードのプロでもその全貌を理解する事は難しいです。
新品商品でも中古レコードのような見た目のものも多く、何がオリジナル盤で何が再発盤なのかすら、普通では判断できません。
弊社は1991年創業のレゲエ専門店が姉妹店なので、レア盤や高額盤は見逃しません!
レゲエのレコードをお持ちの方は是非レコードシティへご相談ください。
お問い合わせはこちらからどうぞ。
レコードシティ新宿買取センター
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-13-5-105
>>Official Website
レゲエ・ミュージックについてはこちらの記事もご覧ください。
皆さんは「レゲエ」と聞いて、どんな曲を思い浮かべるでしょうか? おそらく、まず初めにボブ・マーリーを想像する方が多いと思います。ボブ・マーリーも素晴らしい曲が多数ありますが、それはレゲエのごく一部に過ぎません。レゲエ初心者のあなたに、レゲエが辿った劇的な変化やその特徴をお伝えします。 ...
北田
ダブストアレコードマート店長レゲエ専門家