CDの価格はある程度決まっているものですが、場合によって思わぬプレミア価格がつくことがあります。入手困難なCDの代表格となるのが「廃盤CD」で、定価の数十倍という査定額がつくことも珍しくありません。
今回は、高額買取されやすい廃盤CDの特徴や、廃盤CDをより高く買い取ってもらうためのコツをご紹介します。具体例を挙げながら買取価格の相場もお伝えしていきますので、押入れの中などに眠っていないかどうかチェックしてみてくださいね。
廃盤CDとは
廃盤CDとは、現時点で生産が終了しているCDです。
入手困難な状態になっているCDを指す場合もあります。ただし具体的な定義はありません。
<廃盤CDの定義>
・生産が終了したCD
・音楽性が評価され、需要過多な状態のCD
・復刻される可能性がほとんどないCD
・中古市場で高額売買されているCD
など
共通しているのはプレミア化しているCDということでしょう。何らかの事情により、定価以上の価格で流通しているCDは、廃盤と呼ばれるCDに多い傾向にあります。
廃盤CDの買取価格の相場
日本人アーティストを例に挙げ、廃盤CDの買取価格の相場をご紹介します。
<廃盤CDの買取価格の相場>
・『人生すごろくだべ。』 いきものがかり:20,000~30,000円
・『ドーテイオムニバス vol.1』 aiko:50,000~60,000円
・『YOSUI BOX Remastered 初回盤』 井上陽水:25,000~30,000円
・『44 SINGLES CONTAINER バッジ付き』 サザンオールスターズ:10,000~15,000円
・『ヒバリのこころ』 スピッツ:40,000~50,000円
・『サンタマリア 絵本付 ユニバーサルストア限定パッケージ』 米津玄師:30,000~35,000円
買取価格の相場が高い理由は作品によってさまざまです。単純に生産が終了しているものもあれば、初回盤など発行数が限られたもの、特別なおまけがついたものもあります。
※ 掲載品は、美品であり、高額買取の条件を満たした品物です。
同じように見える品物でも、価値がまったく異なる場合がございます。
専門家が鑑定しないと分からないものもございますので、お気軽にご相談くださいませ。
※買取額は参考価格です。相場の変動により、表示金額と異なる買取額になることがございます。
高額買取されやすい廃盤CDの特徴
高額買取されやすい廃盤CDには、以下のような特徴があります。
<高額買取されやすい廃盤CDの特徴>
・販売数が少ない、再販されていない
・再販CDでは削除された曲目がある
・再販CDにはない「おまけ」がついている
・ニュースなどに取り上げられて、一時的に注目を集めている
・未開封状態
上記5つの特徴について、それぞれ詳しく見ていきましょう。
販売数が少ない・再販されていない
発行された枚数が少なく、流通した数がほとんどないCDには高い価値がつきがちです。たとえば、現在は著名なアーティストでも、無名だったデビュー当時のCDは販売数が少なく、徐々に需要が高まって高額で売買されるというケースです。特にインディーズ時代の音源ならマニアにも喜ばれ、さらに価値が上がります。
再販CDでは削除された曲目がある
発売当時と現在ではコンプライアンスが変わっていて、何らかの事情により一部の曲目が再販版で削除されることもあります。聴けなくなった曲ほど聴きたくなるというファン心理も重なり、削除された曲目がそのまま残っている廃盤CDは高額になりがちです。
再販CDにはない「おまけ」がついている
廃盤CDのみについていた「おまけ」も価値を高める要因のひとつです。先ほどご紹介したサザンオールスターズの『44 SINGLES CONTAINER』にはバッジが、米津玄師の『サンタマリア』には絵本がついていたことが高額査定の理由につながっています。
ニュースなどに取り上げられて、一時的に注目を集めている
アーティストが世界的な評価を受けた場合や、残念なことに亡くなってしまった場合など、一時的な注目が高まっているタイミングも廃盤CDを高く売りやすくなります。このケースでは、時間とともに再び価値が低下していくため、売却をお考えであれば早めに査定に出すと良いでしょう。
未開封状態
コレクターは中古品よりも新品を欲しがる場合が多く、開封済みよりも未開封状態の廃盤 CDの方が高額で売買されています。特に歌詞カードや帯に日焼けや色あせが見られない場合、コンディション良好とみなされ高額査定される可能性が高いといえます。
廃盤CDをより高く買い取ってもらうための3つのコツ
ただでさえ貴重な廃盤CDですが、以下の3つのコツを意識することでより高値がつくようになります。
<廃盤CDをより高く買い取ってもらう3つのコツ>
・1:ケースやディスクをきれいにしてから買取りに出す
・2:付属品も揃えて買取りに出す
・3:複数の買取業者に査定を依頼する
これから廃盤CDを査定に出そうとしている方は、上記を確認してから依頼するようにしてくださいね。
1:ケースやディスクをきれいにしてから買取りに出す
ハードケースにヒビや割れなどがあると査定が下がりやすいため、コンディションが悪い場合は新しいハードケースに交換しましょう。また、ディスクの汚れは音質を劣化させる原因のひとつです。汚れがあると品質が低いと判断されるため、査定に出す前にメガネ拭きなどで軽くクリーニングすることをおすすめします。
2:付属品も揃えて買取りに出す
歌詞カードや帯といった付属品が欠けている場合、これも減点対象とみなされます。たとえ汚れていたとしても、付属品は捨てずに本体と合わせて査定に出しましょう。また、おまけ付きCDの場合は、おまけもセットで査定に出すことが重要です。
3:複数の買取業者に査定を依頼する
買取業者によっては廃盤などの事情を一切考慮せずに一律査定をする場合があり、せっかくの付加価値が無視されてしまいます。廃盤CDが持つ価値を正しく評価してもらうために、複数の買取業者に査定を依頼しましょう。特に送料・キャンセル料などがかからない宅配買取業者なら、ノーリスクで査定の依頼ができます。
まとめ
廃盤CDには価値がつきやすく、需要が高いものになると数万円単位で取引されるものもあります。廃盤CDを高く売るためには、ケースやディスクをきれいにし、付属品を揃え、適切な値段で買い取ってもらえるよう複数の買取業者へ査定を依頼することが大切です。
レコードシティ買取センターでは、送料・キャンセル料0円でお客様の大切なCDの買取りを行っております。ご依頼いただいたCDは一枚ずつ丁寧に査定しており、廃盤CDとしての価値も正しく査定額に反映しております。店舗での買取りのほか、宅配買取も実施しておりますので、貴重なCDを手放す際にはお気軽にご相談ください。
■買取のご相談はお任せください!
レコードシティでは、レコード・CDはもちろん、