この記事がオススメな方
- 収納方法に悩んでいる方:レコードをどう保管するのが正しいのか分からない方
- コレクションが増えてきた方:枚数が増え、収納スペースの確保に悩んでいる方
- 実家のレコードを見つけた方:寝かせて積み重ねられていたレコードの状態が心配な方
- インテリアとして飾りたい方:見せる収納としてレコードを立てかけて飾りたいと考えている方
- これから購入を増やしたい方:枚数が増える前に、正しい保管方法を知っておきたい方
本文概要
1. なぜ立てかけ保管が推奨されるのか
- 寝かせ置きとの違いから、縦置き保管が基本とされる理由を説明します。
2. 正しい立てかけ方
- 斜めに傾けすぎない角度や、支えの使い方など具体的なポイントを紹介します。
3. 避けるべきNGな保管方法
- 重ねすぎや斜め放置など、盤を傷める原因になりやすい保管方法を解説します。
4. 保管に適した環境
- 温度・湿度・日当たりなど、収納場所を選ぶ際の基準を紹介します。
5. 収納アイテムの選び方
- レコードラックやボックスなど、目的に応じたアイテムの選び方を紹介します。
レコードは「立てかけ」保管が基本とされる理由
レコードの保管方法として広く推奨されているのが、本棚に本を並べるように盤を「立てかけて」収納する方法です。
レコードを寝かせて積み重ねると、上に乗る盤の重みが下の盤にかかり続け、時間の経過とともに反りが生じやすくなります。特に気温の高い時期は素材が柔らかくなるため、寝かせ置きによる変形のリスクがさらに高まります。
一方で縦置きにすると、重みが均等に分散され、特定の盤にだけ負荷が集中することを防げます。これが「立てかけ保管が基本」とされる主な理由です。
正しい立てかけ方:角度と支えのポイント
立てかけ保管を正しく行うには、いくつかのポイントがあります。
【垂直に近い角度を保つ】完全に垂直、もしくはそれに近い角度で立てることが理想です。斜めに大きく傾いた状態が続くと、その傾きの方向にジャケットや盤が変形してしまうことがあります。
【両側から支える】レコードの両端をしっかり支える什器やブックエンドのようなものを使い、収納した盤全体が傾かないようにしましょう。片側だけ支えのない状態が続くと、次第に傾きが生じやすくなります。
【詰め込みすぎない】ぎっしり詰め込みすぎると出し入れの際にジャケットの角が擦れやすくなるため、ある程度の余裕を持たせることも大切です。
レコードを傷める、避けたいNGな保管方法
反対に、レコードを傷める原因になりやすいNGな保管方法もいくつかあります。
【寝かせて積み重ねる】前述の通り、重みが偏って反りの原因になります。特に長期間同じ状態で放置すると、元に戻らない変形につながることもあります。
【斜めに立てかけたまま放置する】収納スペースの都合で盤が斜めに傾いたまま長期間置かれている状態も、変形のリスクを高めます。
【隙間なくぎゅうぎゅうに詰める、あるいはスカスカのまま放置する】どちらも盤やジャケットへの負担につながります。適度な密度で、垂直を保てる収納を心がけましょう。
レコードの保管に適した環境とは
保管環境も、レコードの状態を左右する重要な要素です。
【温度】高温になる場所は盤が柔らかくなり変形しやすいため、直射日光の当たる窓際や、暖房器具の近くは避けましょう。
【湿度】湿気が多い環境はジャケットのカビや紙の劣化につながります。風通しの良い部屋での保管が望ましく、必要に応じて除湿剤を活用するのも効果的です。
【日当たり】紫外線はジャケットの日焼けや変色の原因になります。直射日光の当たらない場所を選び、長期間同じ面が光にさらされないようにすることも意識しましょう。
収納量や目的に合わせたアイテムの選び方
収納アイテムは、枚数や目的に応じて選ぶことをおすすめします。
【レコードラック・レコード棚】本格的にコレクションを増やしていきたい方には、レコード専用に設計された棚がおすすめです。適切な間隔で仕切られており、立てかけ保管に適した設計になっています。
【レコードボックス】枚数がそれほど多くない場合や、一時的な保管には、持ち運びしやすいボックスタイプが便利です。
【ディスプレイ用スタンド】お気に入りの1枚をインテリアとして飾りたい場合は、ジャケットを見せながら立てかけられる専用スタンドが向いています。ただし長期間の日光を避けるなど、保管の基本は変わらない点に注意しましょう。
もし収納しきれずに手放すレコードが出てきた場合は、レコードシティで査定を依頼するのも一つの方法です。
まとめ
レコードは寝かせて積み重ねると重みで反りが生じやすいため、本棚のように垂直に近い角度で立てかけて保管するのが基本です。両側からしっかり支える、詰め込みすぎない、直射日光や高温多湿を避けるといった点を意識するだけで、盤の状態は大きく変わってきます。収納スペースの都合でどうしても手放すレコードが出てきた場合は、レコードシティで査定を依頼してみるのもひとつの方法です。
ライター紹介:鈴木 玲奈 (Reina Suzuki)
プロフィール:
音楽ジャーナリストおよびエデュケーター。
ジャズを中心に幅広い音楽ジャンルに精通し、初心者から音楽愛好家まで幅広く音楽の魅力を届ける。
大学で音楽学を専攻し、音楽理論と歴史について学ぶ。卒業後は、音楽雑誌のライターとしてキャリアをスタートし、音楽の多様性とその影響についての執筆を続けている。
音楽に対する深い愛情と情熱を持ち、特にジャズの豊かな歴史とその進化に魅了され、音楽の素晴らしさをより多くの人々に伝え、その魅力を共有することが目標。
専門分野:
- ジャズおよびその他の音楽ジャンルの歴史と文化
- 音楽理論とパフォーマンスの解説
- 音楽教育および教材の作成
- アーティストのインタビューとレビュー